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カテゴリー「B-2:ディフェンシブ」の記事

2016年1月 7日 (木)

■マンツーマンディフェンスの指導ポイント

マンツーマンディフェンスの指導ポイント

 マンツーマンディフェンスについての指導に関しては

JBAより講習会等での解説がありますから

それに従うというのが基本原則ですが

ここでは、指導のポイントについて簡単に説明していきます。

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まず重要なことは

「自分のマークマンを守っているという表現をする」ということです。

そのためには

「ハンドワーク」

「コミュニケーション」

「ポジション」が大切になります。

そして「マークマンに対する責任を明確にすること」です。

つまり、個々のディフェンダーは

自分のマークマンを、責任を持って守っているという

意思表示が明確に伝わらなければならないわけですから

「曖昧なディフェンスポジション」では、だめだということです。

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(ボールマンのディフェンス)

基本的には「相手とリングを結んだ線上に入る」ということです。

間合いは「ワンハンドアーム」腕1本半ぐらいの間合いです。

また、相手がドリブルできない状態(ドリブルが終わった時)で

相手にプレッシャーをかけるときは

両手でボールを追うようにし

自分の鼻をボールにもっていくようにすることです。

その際、必要以上に身体を密着させないようにすることです。

今までは、相手に身体を当てたり、ぶつけたりと

無茶苦茶なプレッシャーをかけるようなチームがありましたが

今後は、こうしたディフェンスも厳しくジャッジしなければいけないのです。

しかし、こうした部分のジャッジについては

審判の共通理解は望めそうもありませんが

正しく守るためには、相手との適正な間合いを意識した指導が不可欠です。

「やったもん勝ち」「審判が反則のジャッジをしなければ何でもあり」

こんな不正なディフェンスでは

マンツーマンディフェンスのレベルアップは期待できません。

指導者は、こんなアンフェアなプレッシャーを奨励しないことです。

~~~

(ヘルプサイドのディフェンス)

ヘルプサイド(ボールの隣のディフェンス)のディフェンスは

ボールに対して、オープンスタンス(ボール方向に向く)で守ると

多くの場合、違反行為になりやすいので

クローズドスタンス(ボールマンに背中が向く)で守り

自分の肩越しからボールを見るように指導することです。

ただし、オープンスタンスでも自分のマークマンとの距離が

腕一本分の間合いで、自分の相手を守っているということが明確であれば

本来は、問題はないのですが

ゲーム責任者が「オープンスタンスのディフェンスは全部だめだ」という

先入観をもっていたり、状況を理解できていない場合は

すべて違反行為と判断されてしまう可能性があるので注意が必要です。

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(ヘルプアンドリカバリーの徹底)

味方が抜かれたときは、必ずヘルプをしますが

ボールを止めた後は、必ず自分の相手に戻ることを徹底します。

ヘルプしたら自分のマークマンに戻ることで

ディフェンスの厳しさは増してきます。

スイッチするのは、その後の指導としたほうが

個人の責任は、より明確になります。

~~~

(ウィークサイドのディフェンス)

特に、ウィークサイドのディフェンダーは注意が必要です。

基本的には、ゴールとゴールを結んだ仮想線上から

両足が出てはいけないということになりますから

フロート(ボールに寄る)するための

「ポジション」

「スタンス」

「身体の向き」は、しっかりとした指導が必要になります。

そして、ウィークサイドでは、相手のポジションチェンジに対しては

基本的には、スイッチはできません(禁止です)

ウィークサイドのディフェンスポジションは

ボールと自分のマークマンの間にポジションを取り

その2点を結んだ線上で、ボールとマークマンが同時に見える位置で

2点の距離の1/3ほどボールに寄った位置が適正なポジションになります。

ボールに寄り過ぎるたり、自分のマークマンに背中を見せるような位置は

エリアを守っている状態とみなされ違反行為となりますから注意が必要です。

 また、ゴール近辺にいるディフェンスは

どうしても自分のマークマンに背を向けてしまい

一人ゾーンのような状態になることが多いので

必ず、ボールとマークマンに対して手を挙げておくことです。

(次回に続く)

2016年1月 4日 (月)

■マンツーマンディフェンスの推進

■マンツーマンディフェンスの推進

 JBAは、2016年4月からU15以下のゾーンを禁止し

マンツーマンディフェンスを推進していくとの見解を示しました。

今後、小学校・中学校では

マンツーマンディフェンスだけで戦わなければなりませんが

ハッキリ言って、この取組みは、遅すぎるのです。

私は、30年以上も前から、中学生までは「ゾーン禁止」

「マンツーマンディフェンスで」と言ってきましたが

今日まで、勝つために、いかに目先をごまかすかという

便利で都合の良いディフェンスの選択を容認していました。

その大きな理由は「それぞれのチームの判断」が優先されていたからです。

 また、エンデバーが始まったときにも

U15以下は「マンツーマンディフェンスに限定すべきだ」と考えていたのですが

「そこまで強制することは難しい」という判断でした。

いまさら、こんなことを言っていても仕方がないのですが

30~40年遅れで、やっと動き出したのですから

形だけの規制に留まることなく徹底していかなければなりません。

 しかし、マンツーマンディフェンスを推進するためには

難しい問題が山積みなのです。

U15以下の指導者に対して

「違反のない正しいマンツーマンディフェンスの指導」をしてもらわなければ

この目標は達成できませんし

正しい指導ができていなければ、ゲームは成立しません。

いくら責任者がゲームの中で指摘を繰り返したところで

選手たちは、教えられていないことは修正できませんから

ゲームは混乱してしまいます。

 また、審判のジャッジの問題も非常に大きいのです。

その一番の原因は、U15以下では、審判レベルがバラバラだからです。

このレベルを統一することは不可能に近いのです。

審判のレベルは、仕方のない部分もありますが

やはり、最も重要になるは、指導者です。

「違反のない正しいマンツーマンディフェンスの指導」ができなければ

ゲームは成立しないのですから責任重大です。

次回は、最低限必要なポイント(基本原則)について簡単に解説します。

2013年12月13日 (金)

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