チームクリニックのお問合せは記事のコメント欄へ

デューク大学バスケットボールチーム

バスケにほん ブログ村

人気ブログランキング

無料ブログはココログ

« 2016年2月28日 - 2016年3月5日 | トップページ | 2016年9月25日 - 2016年10月1日 »

2016年3月6日 - 2016年3月12日

2016年3月 6日 (日)

■フィニッシュ(目標)地点から「逆算」してみる

フィニッシュ(目標)地点から「逆算」してみる

私は、一般的な、普通の能力の選手たちでチームを作ってきましたから

まず、「勝てない」という現実があり

「勝つ」という最終目標を見据えて

そこから「逆算」してチーム作りをしていました。

うまくいかない時にも、うまくやりたい時にも「逆算」して

ものごとを考えることが多かったのです。

 たとえば「相手に得点される」のであれば

ディフェンス目標は「相手の得点を止める」ということですから

そこから逆算すれば

まずは「戻る(相手より先に)」ことです。

そんなことは、言われなくても、誰もが分かっていることですが

ただ、がむしゃらに走って戻ったところで、たいした効果はありません。

ここで重要なのは「戻るための手段であり、方法論」なのです。

「実戦では、どうなのか」を考えてみればよく分かることです。

ディフェンスというのは

「戻って、構えて、つかまえる」というプロセスですから

これを崩して「戻りながら、つかまえる」という横着さが出てくると

実戦でのチームディフェンスは、簡単に穴があいてしまいます。

ディフェンスは、こうした弱いところから崩れだし

そのほころびを、誰かが埋めようとすると

また、誰かが穴埋めをしなければならなくなり

結局は、相手に攻め崩されてしまうのです。

~~~

前述したように、私が指導してきたチームの多くは

「弱い、勝てない、へたくそ」という状況にありましたから

「勝つ」「強くなる」「良くなる」というフィニッシュ地点から逆算してみて

「勝つためには」「手強いチームになるためには」「どうするのか」を考えて

フィニッシュに向かって、着々と準備をし、選手たちの育成をしてきました。

そこで、痛感したことは

「レベルが低くなればなるほど、選手たちの身体は疲れない」ということです。

簡単に言えば、身体が疲れるほど動けないということです。

「強く動くためには、身体をどう使ったらいいのか」

「激しく動くためには、どうしたらいいのか」

これが理解できていない段階で

選手(子供たち)怒ると

ただがむしゃらに、必死に動こうとして

でたらめな状態になってしまいます。

ところが、そんな頑張ろうとする姿を見て

指導者も「頑張っているから、いいか」と妥協してしまうと

後々ひどいことになってしまいます。

これは、指導側が要求していることと

選手側のやっていることが違うわけですから

「頑張っている」ではすまないのです。

これが妥協であり、教えきれない部分になってしまうのです。

~~~

また、低いレベルの要求でも、頭と心は予想以上に疲れ果ててしまい

ストレスにも弱くなっているものです。

この状態は、選手たちが「自分の心と身体をどうコントロールするのかを

教えてほしい」という状態なのです。

知らないことは、しっかり説明し、理解させて、納得させていけばいいのです。

そのためには、どんなことでも「ゆっくり、正確に」やらせることです。

教える側も、この時期を辛抱しなければ、次のステップアップはできません。

« 2016年2月28日 - 2016年3月5日 | トップページ | 2016年9月25日 - 2016年10月1日 »